獣医師に伝えることのメモ
次の項目を、メモアプリか紙に書き出しておきます。全部埋める必要はありません。「わからない」「気づかなかった」も、そのまま伝えてよい情報です。
気になっている様子(時系列で)
- いつから: 気づいた日時。「◯日前から」「昨夜から」など、おおよそで大丈夫です
- 何が: 気になっている様子を、見たままの言葉で(例:「後ろ足を引きずる」「食べたあとに吐く」)
- どう変わったか: 頻度や程度が増えているか・減っているか・変わらないか
- きっかけの心当たり: 直前の出来事(食べたもの・外出・環境の変化など)があれば。なければ「なし」でOK
ふだんの様子との違い
- 食事: 食べる量・食欲の変化。フードの種類を変えた場合はその時期
- 飲水: 水を飲む量が増えた・減った(おおよその感覚で)
- 排泄: 便・尿の回数や様子の変化
- 体重: 最近の増減(わかる範囲で)
- 行動: 元気・散歩・遊び・睡眠の変化
これまでの記録(初めての病院では特に)
持ち物
基本の持ち物
- 上のメモ(スマートフォンのメモでも紙でも)
- キャリーバッグまたはリード: 待合室で他の動物と接触しないための基本の備えです。猫や小動物は洗濯ネットや毛布があると落ち着く場合があります
- 診察券(あれば)・ワクチン等の記録・ペット保険の保険証券(加入している場合)
- 服用中の薬やサプリメントの現物またはパッケージ写真
- 撮っておいた動画・写真(咳・けいれん・歩き方・皮膚・便の様子など)
- 支払い手段(支払い方法は病院により異なるため、後述の電話確認で)
便や尿のサンプルは検査に使える場合がありますが、採り方・量・新しさの条件は病院によって異なります。自己判断で持ち込む前に、次の章の電話確認で聞いてください。
予約・電話で確認しておくこと
電話で聞く項目
- 予約が必要か・当日の受付時間
- 「便(尿)は持っていったほうがいいですか?」(必要なら採り方・量・保存の仕方も)
- 「食事は抜いていったほうがいいですか?」(検査内容によって指示が変わるため、自己判断で絶食しない)
- 支払い方法(現金のみか・カード可か)。費用が心配な場合は、その旨を電話で伝えて構いません(検査や処置の前に見積もりや相談ができる病院が多くあります)
- ペット保険の窓口精算に対応しているか(加入している場合。対応していなければ後日の請求手続きになります)
当日の小さなコツ
- メモは受付で渡せる形にしておくと、口頭で説明しきれなくても伝わります
- 診察で言われたこと(検査結果・次回の予定・家での注意)は、その場でメモを取るか、「メモしたいので少し待ってください」と伝えて構いません
- 会計時に明細をもらって保管しておくと、保険の請求や次回の相談に役立ちます
- 帰宅後に思い出した質問は、次回まで溜めずに電話で聞いて大丈夫です
よくある質問
獣医師に症状を伝えるとき、何をメモしていけばいいですか?
「いつから」「何が」「どう変わったか」の3点を時系列で。あわせて食事・飲水・排泄・体重の変化、既往歴、服用中のものの名前を控えておくと、聞かれたときに正確に答えられます。
症状は口頭で説明するより動画のほうがいいですか?
咳・けいれん・歩き方の異常など、診察室で再現されにくい様子は動画が伝わりやすいとされています。皮膚や便の状態は写真でも役立ちます。
便や尿は持っていったほうがいいですか?
検査に使える場合がありますが、条件は病院や検査内容によって異なります。予約の電話で「持っていったほうがいいですか?」と確認するのが確実です。
受診したほうがいいかどうか迷っています。
受診の要否や緊急性の判断は、このページでは扱いません。迷う場合は、かかりつけの動物病院(なければ地域の動物病院)へ電話で様子を伝えて相談してください。