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年賀状印刷の選び方

「どこが安いか」ではなく「何を見比べれば自分で判断できるか」を整理します。年賀はがきの価格と日程は日本郵便の公式発表にもとづいています。

更新日:2026年9月23日執筆:はかり
30秒でわかるこの記事のポイント

3つの方法の違い

年賀状を用意する方法は、大きく3通りに分かれます。どれが向いているかは、枚数・かけられる時間・写真を使うかどうかで決まります。

方法向いている人注意点
自宅で印刷する 枚数が少ない。デザインを自分で作りたい。手元で確認しながら進めたい インク代と失敗分のはがき代がかかる。宛名は手書きか自分で差し込み印刷する必要がある
ネットの印刷サービスに注文する 枚数が多い。デザインを選ぶだけで済ませたい。宛名印刷もまとめたい 料金にはがき代を含むかどうかが各社で異なる。締切が早い。宛名データの入力に手間がかかる
郵便局の窓口・サービスに頼む ネットの操作に不安がある。はがきの購入と印刷をまとめたい 申し込み期間と受付方法を確認する必要がある

どの方法でも、年賀はがき自体の価格は日本郵便が定めています。無地とインクジェット紙は1枚85円、寄付金付絵入り(全国版・地方版)は1枚90円です。この金額が判断の基準になります。

確認すべき6つの軸

印刷サービスを比べるときは、総額の安さだけを見ても判断できません。次の6点を同じ条件にそろえてから比べてください。

1. はがき代が料金に含まれているか

最初に確認すべき点です。「1枚あたり○○円」と書かれていても、はがき代を含む場合と含まない場合があります。含まない場合は1枚85円(寄付金付なら90円)が上乗せされます。40枚なら3,400円の差になり、印刷代そのものより大きくなることもあります。

2. 宛名印刷をするか、自分で書くか

宛名印刷を追加できるサービスが多くありますが、別料金のことも、一定枚数以上で無料になることもあります。宛名を手書きにするなら、その時間を日程に組み込む必要があります。1枚1分でも50枚で50分かかります。

3. 納期(手元に届くまでの日数)

注文から手元に届くまでの日数は、混み合う時期ほど延びます。「何日で発送」なのか「何日で到着」なのかは別物なので、表示がどちらを指しているかを確認してください。

4. 投函代行があるか

印刷したものを直接ポストへ出してくれるサービスです。宛名印刷とセットで使うと手間が大きく減ります。ただし投函代行の締切は、自分で投函する場合の締切より早く設定されます。元日に届けたいなら、各サービスが示す締切日を必ず確認してください。

5. 写真を使うかどうか

写真を入れるなら、後述のとおり用紙はインクジェット紙を選びます。写真の配置数やトリミングの自由度はサービスによって差があります。

6. 寄付金付を選ぶかどうか

寄付金付絵入り年賀はがきは1枚90円で、1枚につき5円が寄付金として、社会福祉の増進や災害支援、地球環境の保全などを行う団体の活動にあてられます。無地との差額5円がそのまま寄付にあたります。日本郵便によると、2026年用では約1.1億円の寄付金が集まりました。

締切から逆算する

固定されているのは日本郵便が示す次の日付です。ここから自分の予定を逆算します。

固定されている日付2027年用
年賀はがきの販売開始2026年11月2日(月)9:00
投函できるようになる日(引受開始)2026年12月20日(日)
元日に届けるための差出目安2026年12月27日(日)

逆算の手順はこうなります。

  1. 投函日を決める。2026年12月20日(日)から12月27日(日)の間に置きます。12月19日以前に投函すると年賀状扱いにならず年内に届いてしまうため、これより前には出せません。
  2. 宛名書きの日数を引く。手書きなら枚数×時間を見積もります。
  3. 手元に届く日を決める。上記より前に受け取れるよう、サービスが示す納期を当てはめます。
  4. 注文日を決める。年末は混み合うため、表示されている最短納期どおりに進む前提で組まないでください。
投函代行を使う場合は、この逆算がそのまま使えません。

代行の締切は各サービスが独自に設定しており、12月27日より前になります。締切日は必ず利用するサービスの表示で確認してください。

自分で年賀はがきを用意して持ち込む場合は、販売開始が2026年11月2日(月)である点も制約になります。それ以前にはがきをそろえることはできません。

用紙(券種)の選び方

年賀はがきには種類があり、写真を使うかどうかで選ぶべきものが変わります。

種類価格向いている使い方
無地85円文字中心。イラストや文面を自分で印刷する
無地(インクジェット紙)85円写真を印刷する場合はこちら。インクのにじみを抑える加工がされている
寄付金付絵入り(全国版・地方版)90円デザインが最初から入っている。1枚5円が寄付金にあたる
広告付80円地域限定の販売。広告が入るぶん5円安い
無地(くぼみ入り)85円目の不自由な方が上下・表裏を区別しやすいよう、おもて面左下に半円のくぼみがある

このほか、主に印刷会社での大量印刷用に、はがき4枚を田型につないだ四面連刷(340円)があります。郵便物として出すときは必ず4枚に切り離す必要があり、切り離していないものは郵便はがきとして引き受けてもらえません。

2027年用の年賀はがきは、全ての券種がFSC認証を受けた紙で製造されています。

喪中はがきの場合

喪中はがき(年賀欠礼状)の印刷も、上の6つの軸のうちはがき代の扱い・宛名印刷・納期・投函代行の4つはそのまま使えます。年賀状と両方を扱っているサービスも多くあります。ただし、年賀状と違う点が3つあります。

文面がまだ決まっていない場合は、喪中はがき 文例ジェネレーターで続柄と時期を選ぶだけで作成できます。

最安ランキングを作らない理由

このページでは、印刷サービスの「1枚○円」を並べた順位表を載せていません。理由は、年賀状印刷の価格が、早期割引の段階・枚数・デザイン・用紙・オプションの組み合わせで大きく動くためです。実際に各社とも期間限定の割引を実施しており、ある時点の金額を順位にして固定すると、読んだ時点では違う結果になっている可能性が高くなります。

そのため当サイトでは、「どこが一番安いか」を断定せず、公式サイトで確認できた料金・機能・納期などを、確認した日と条件がわかる形で示す方針をとっています。「最安」「一番安い」といった表現は使いません。

上の6つの軸を、実際に検討しているサービスの公式サイトに当てはめて比べてください。同じ枚数・同じオプションでそろえてから比較しないと、金額は比べられません。

次に確認すること

このページの情報について

最終確認日
2026年9月23日
結果の位置づけ
価格・券種・日程は日本郵便が2026年8月31日に公表した2027(令和9)年用年賀はがきの発行概要に基づく事実です。印刷サービスごとの料金・納期・締切は各サービスが個別に定めるもので、当サイトでは確認していません。必ず利用するサービスの表示をご確認ください。
入力データの扱い
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掲載内容の根拠・主な情報源を見る
  • このページで扱う内容: 年賀状を用意する3つの方法の違い、印刷サービスを比べるときの6つの軸、締切からの逆算手順、用紙(券種)の選び方。
  • 公式発表に基づく数値: 券種と価格(無地85円/無地くぼみ入り85円/無地インクジェット紙85円/寄付金付絵入り全国版・地方版90円/広告付80円/四面連刷340円)、寄付金付は1枚5円が寄付、2026年用の寄付金は約1.1億円、販売開始2026年11月2日(月)9:00、引受開始2026年12月20日(日)、元日配達の差出目安2026年12月27日(日)、全券種がFSC認証紙。
  • 当サイトで確認していない内容: 個別の印刷サービスの料金・割引率・納期・投函代行の締切。これらは意図的に掲載していません(理由は本文に記載)。
  • 判断が変わる主な要因: 注文枚数、はがき代が料金に含まれるか、宛名印刷の要否、写真の有無、年末の混雑による納期の変動。

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