使い方
- 点線の枠に画像をドラッグ&ドロップするか、枠をクリック(スマホはタップ)して画像を選びます。複数ファイルをまとめて選択できます。
- リサイズ方法を選びます。迷ったら「長辺を指定」のまま、プリセットボタン(1920px/1280px/800px)を押すのが簡単です。SNSのプロフィール画像を作りたいときは「SNSアイコン 400×400」を押すと、画像の中央を正方形に切り抜いて400×400pxに整えます。
- 出力形式(JPEG/PNG/WebP)と、JPEG・WebPの場合は品質スライダーを調整します。
- 「リサイズ・圧縮する」を押すと、ファイルごとに変換前後のピクセル寸法・ファイル容量・削減率が表示されます。プレビューを確認して、各ファイルの「ダウンロード」ボタンで保存してください。ファイル名は「元のファイル名_resized.拡張子」になります。
処理はすべてお使いの端末のブラウザ内で完結します。画像がインターネット上に送信されることはないため、社外秘の資料や家族の写真でも安心して使えます。通信も発生しないので、大きな画像でも待ち時間はほとんどありません。また、canvasで再エンコードして出力するため、元の写真に埋め込まれた撮影日時やGPS位置情報などのExif(メタデータ)は基本的に引き継がれず、SNSやWebに公開する前のプライバシー対策にもなります。
画像を軽くする目安 ― メール添付・Web掲載
スマホやデジカメで撮った写真は、1枚で3〜10MB・長辺4000px以上になることが珍しくありません。しかし実際の用途では、そこまでの大きさが必要な場面はまれです。用途別の目安は次のとおりです。
| 用途 | おすすめの長辺 | 容量の目安 |
|---|---|---|
| メール添付(ビジネス) | 1280〜1920px | 1枚 500KB以下、合計2〜3MBまで |
| Webサイト・ブログ掲載 | 1200〜1920px | 1枚 200〜500KB |
| 資料(Word/PowerPoint)への貼り付け | 800〜1280px | 1枚 100〜300KB |
| SNSアイコン・プロフィール画像 | 400×400px | 100KB以下 |
| 印刷用(A4フチなし想定) | 3000px以上 | リサイズ非推奨 |
特にメールは、多くの企業で受信できる添付ファイルの上限が10MB前後に設定されており、相手の環境によってはそれ以下のこともあります。マナーとしては添付の合計を2〜3MB以内に収めるのが無難です。写真を数枚添付するなら、1枚あたり長辺1280px・品質0.8程度に圧縮すれば、見た目をほとんど損なわずに合計容量を大幅に減らせます。逆に、あとから印刷したり切り抜いたりする可能性がある「原本」は、リサイズ前のファイルを別に残しておきましょう。
JPEG・PNG・WebPの違いと使い分け
| 形式 | 圧縮方式 | 透過 | 向いている用途 |
|---|---|---|---|
| JPEG | 非可逆(画質を少し犠牲に大幅圧縮) | ×(白背景になる) | 写真全般。もっとも互換性が高い |
| PNG | 可逆(画質劣化なし) | ○ | ロゴ・図表・スクリーンショット・透過が必要な画像 |
| WebP | 非可逆/可逆(JPEGより2〜3割軽い) | ○ | Web掲載全般。軽さ最優先のとき |
JPEGは写真向きの定番形式です。人の目に気づかれにくい部分の情報を間引いて圧縮するため、風景や人物写真なら品質0.8前後でも見た目はほぼ変わらず、容量は大きく減ります。ただし文字やベタ塗りの多い画像では輪郭ににじみ(モスキートノイズ)が出やすく、透過情報は保持できません。
PNGは劣化のない可逆圧縮で、スクリーンショットやロゴ、図表に最適です。反面、写真をPNGにすると容量がかえって大きくなることが多いため、写真には向きません。
WebPはGoogleが開発した比較的新しい形式で、同じ見た目ならJPEGより2〜3割軽く、PNGのような透過も扱えます。現在は主要ブラウザすべてで表示でき、Webサイト用途なら第一候補になります。ただし、古いソフトや一部の官公庁システムでは開けないことがあるため、メール添付など相手の環境が不明な場合はJPEGが無難です。
透過PNGを変換するときの注意
背景が透明なPNG(透過PNG)をJPEGに変換すると、JPEGは透過を表現できないため、このツールでは透明部分を白色で塗りつぶして出力します。透過を保ったまま軽くしたい場合は、出力形式にPNGまたはWebPを選んでください。
画質と容量のトレードオフ
ファイル容量は「ピクセル数 × 1ピクセルあたりの情報量」でほぼ決まります。つまり容量を減らす方法は大きく2つ、①ピクセル寸法を小さくする(リサイズ)と②圧縮率を上げる(品質を下げる)です。効果が大きいのは①で、長辺4000pxの写真を1280pxにすると面積は約1/10になり、容量もおおむねそれに比例して減ります。②の品質は下げすぎると写真がざらついて見えるため、まず寸法を用途に合わせて落とし、そのうえで品質0.7〜0.85の範囲で微調整するのがおすすめです。変換後は必ずプレビューと削減率を確認しましょう。
スマホでの使い方
このツールはスマートフォンのブラウザ(Safari/Chrome)でもそのまま動きます。ファイル選択欄をタップすると「フォトライブラリ」や「写真を撮る」が選べるので、その場で撮影した写真を圧縮することも可能です。ダウンロードした画像は、iPhoneでは「ファイル」アプリのダウンロードフォルダ、Androidでは「ダウンロード」フォルダに保存されます。アプリのインストールが不要なので、会社支給の端末でも使いやすいのが利点です。
よくある質問
画像がサーバーに送信されることはありませんか?
ありません。このツールはJavaScriptのCanvas APIを使い、すべての処理をお使いのブラウザ内で行います。画像データが外部に送信されることは一切なく、ページを閉じればデータは残りません。機密性の高い画像でも安心してご利用ください。
対応しているファイル形式は何ですか?
読み込みはJPEG・PNG・WebPに対応しています。出力もJPEG・PNG・WebPから選べます。HEIC(iPhoneの標準形式)は直接読み込めないため、iPhoneの設定で「互換性優先」にして撮影するか、共有時にJPEGへ変換してからご利用ください。
複数の画像をまとめて処理できますか?
できます。ファイル選択やドラッグ&ドロップで複数の画像を渡すと、1枚ずつ順番に処理され、それぞれにダウンロードボタンが表示されます。同じ設定が全ファイルに適用されるので、写真をまとめて同じサイズに揃えたいときに便利です。
透過PNGをJPEGにすると背景はどうなりますか?
JPEGは透過情報を持てないため、透明だった部分は白色で塗りつぶされます。透過を維持したい場合は、出力形式にPNGまたはWebPを選択してください。どちらも透過を保ったまま出力できます。
「拡大しない」チェックはどういう意味ですか?
指定したサイズが元画像より大きい場合に、無理に引き伸ばさず元のサイズのまま出力する設定です。小さい画像を拡大すると画質がぼやけて劣化するだけなので、通常はオンのままをおすすめします。意図的に拡大したい場合のみチェックを外してください。
元の画像は上書きされますか?
いいえ。元のファイルには一切手を加えません。変換結果は「元のファイル名_resized.拡張子」という別ファイルとしてダウンロードされるので、原本はそのまま残ります。